2016-09-18

テストの点数・偏差値をどう見るべきか

連載コラム – 海外子女教育でよくある話


2学期が始まり、日本人学校では第2回定期テストが行われました。それと前後して、学習空間NOAHの各学年においても各種テストが実施されています。生徒だけでなく保護者の方々も、結果を見て一喜一憂されているかと思います。ただしテストの種類によって難易度は大きく異なるので、正しい点数や偏差値の基準を知っておかないと、余計な不安に駆られてしまう危険があります。そこで今回は、「テストの点数・偏差値をどう見るべきか」について、各種テストを大雑把に分類しながらお話したいと思います。

①小テストについて

例えば前回の授業内容の確認テストや、毎週実施される漢字テスト、小学校で行われている単元テスト等は、範囲が決まっているので事前の準備次第で点数が大きく変わります。テストによっては半数以上の生徒が満点を取ることもあります。このようなテストでは、ご家庭での準備が大きなポイントになります。

②出題範囲が定まっているテスト

例えば中学校の定期テストは、教科書やワークおよび授業で学習した内容から出題されるので、その範囲の内容をしっかり理解していれば高得点が目指せます。もちろん一夜漬けで間に合う分量ではないので、数週間前から準備を始めるのが必須です。また回によって問題が難しくなり、意外と点数が取れないこともありますので、ご留意ください。

しかし中学受験コースの「アタックテスト」や小3受験コースの「マンスリーテスト」は、4週間分の学習内容から出題されるだけでなく、それ以外の範囲からも出題されたり、応用問題も出題されたりするので、思ったよりも点数は取れないものです。さらに低学年の場合、テストに慣れていないとさらにその差が広がるものとお考えください。

③総合的に出題されるテスト

例えば中学校の実力テストや、育伸社のテスト(NOAHでは小学部進学コースと中学部で実施)は、公立入試を意識した出題レベルになっています。今まで学習した基本的な内容が理解できていれば満点近くも目指せますが、これもテストに慣れるまでは意外と点数は取れないものです。

さらに中学受験コースの「日能研全国公開模試」や、中学部で選択できる「アドバンス模試」は、有名私立中高入試を意識した設定になっています。難しい問題も入ってくるので、満点を目指すよりも「取るべき問題を取ること」が重要になります。

しかもこのような模試を受験する生徒は上位層に絞られるので、平均点が下がらない分、偏差値が下がることになります(これは小3受験コースの「マンスリーテスト」も同様です)。例えば中学部の育伸社テストとアドバンス模試では、同じ志望校でも合格基準偏差値が10ポイント以上離れているケースがほとんどなので、個人成績も同様になるとお考えください。

さいごに

このように、「出題範囲・問題の難易度・受験者の学力層」がポイントとなり、点数や偏差値がそれぞれのテストで大きく異なります。各種テストの特徴を踏まえてどのように結果を見ればよいか、気になる点がございましたらご相談ください。(大塚)

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