【中1~3】中学生コース

中学生コースは、高校受験を目指す中学生向けのコースです。帰国生入試/一般入試を問わず、「自分にあった学校」を自ら選択できる実力を養成します。

バンコクで長年にわたって受験指導をしている講師陣が、帰国生の強みと弱みを踏まえた指導を行います。そのため中学生コースでも、日本人学校生だけでなく、インター校生が多く在籍しています。

サークルとの両立が可能な授業時間帯ですので、サークルも勉強も頑張りたいという人にも最適なコースです。

高校受験はしないでインター校に進む生徒も、日本式の学習内容を中3までマスターしておけば、その後のインター校での学習および帰国生大学受験に向けて、大きなアドバンテージを得ることができます。

帰国時期の都合で高校受験をしない場合でもご相談ください。またそのような生徒向けの講座として、中3までは「中学作文・小論文」、中3終了後は「高校小論文」「高1数学」を設けています。

カリキュラムについて

定期テスト対策から高校受験準備までを幅広くカバーするために、学校よりも早めの進度ながらも効率よく無理のないペースでカリキュラムを進めていきます。特に数学の場合、中3での学習内容が多いので入試に向けての先取り学習が必須ですが、同時に中学校での学習で苦手意識を持つ生徒が多いので復習も大事です。そのため中1・2では数学の授業を週2回実施して、定期テスト対策と入試準備の両立を図っています。

科目によって差はありますが、中1・2の間に次の学年の先取り学習を進めていきます。これによって高校入試に向けての準備が万全になるだけでなく、私立中学への編入試験に向けても対応できるようになります。

日本人学校の定期テストに向けての準備も重要になります。学習空間NOAHでは、定期テストの約一週間前から、通常のカリキュラムを一時休止して、「定期テスト対策授業」を行います。また翌日が定期テストの場合、「質問教室」を設置して各教科の質問に対応する体制を整えています。なおこの期間中、教科によってはインター校生向けクラスを設置して授業を実施します。

日本人学校生の場合、学校の定期テストに向けてどのように学習を進めるかがポイントになります。一人ひとりの学習状況を踏まえて、やるべきことをスケジュールを立てて実践できるかを大事にします。課題を大量に与えるだけではなく、自立を促すアプローチで働きかけていきます。

またインター校生は日本人学校生に比べて、学習スタイルの違いから国語はもちろんのこと数学についても問題演習量が少なくなり、理解度や学力の差が生じる可能性があります。インター校での学習状況を踏まえ、一人ひとりの現状に合った学習スタイルを提示していきます。

クラス編成について

各生徒の科目別の得意・不得意や、志望校の出題レベルに対応するため、習熟度別クラス編成を採用し、数学・英語・国語とも全学年で「難関クラス」と「受験クラス」の2クラスを設置しています。

難関クラスでは、私立上位校の受験を意識し、発展的内容まで深く触れながら授業を進めます。教科書改訂で削除された内容や、高校生レベルの内容も必要に応じて学習します。

受験クラスでは、帰国枠試験のある私立高校や地元の公立高校等へ進学することを想定し、学校の定期テストでの得点アップや年内海外入試での合格を目指して授業を進めます。

現在の学力と将来の進路希望に合わせて、科目別にクラスを選択できます(例:数学・英語は難関クラス、国語は受験クラス) これによって各生徒が得意科目も苦手科目もスムーズに伸ばせるようになります。

クラスの選択については、入会テストの点数で振り分けるのではなく、体験授業にご参加いただき、そのときの状況を踏まえて、ご本人と講師陣が話し合って決めていきます。またその後の状況によって、年度の途中でもクラスの変更を勧める場合があります。

中学1年生コース

中学1年生の目標は、将来に備えた学習習慣の定着と勉強の仕方を確立することです。塾での授業とご家庭での宿題や復習、小テストに向けての練習や間違えたところの直し等、地道なことを自力でできるように指導していきます。

教科によって差はありますが、数学・英語・国語は中1の間に中2範囲の途中まで先取り学習を進めます。

授業曜日は、3科(数・英・国)が火・水の週2回で、時間帯は両日とも19:00~21:35になります。また理科・社会を選択することができます。授業は毎週金曜日の19:00~21:10になります。詳細は下記の通りです。

火曜日

数学19:00~20:15

国語20:20~21:35

水曜日

国語19:00~20:15

数学20:20~21:35

金曜日

理科19:00~20:00

社会20:10~21:10

中学2年生コース

中学2年生は、受験校選定へ向け、本格的な勉強が始まる学年です。中1からの地道な努力を継続しながらも、目標とする学校のレベルに合わせた問題演習や模擬試験も行い、どのようなレベルの内容をどのように学習すべきかを実践的に理解していきます。

教科によって差はありますが、数学・英語・国語は中2の間に中3範囲の途中まで先取り学習を進めます。

授業曜日は、3科(数・英・国)が火・水の週2回で、時間帯は両日とも19:00~21:35になります。また理科・社会を選択することができます。授業は毎週金曜日の19:00~21:10になります。詳細は下記の通りです。

火曜日

英語19:00~20:15

数学20:20~21:35

水曜日

数学19:00~20:15

国語20:20~21:35

金曜日

社会19:00~20:00

理科20:10~21:10

中学3年生コース

中学3年生は、志望校合格に向けて確実に総合力を高めて仕上げる学年です。各教科とも総合的な演習を繰り返し行うことで、入念な入試対策をしています。そして一人ひとりの志望校に合わせて、NOAHオリジナルの教材も加えた学校別対策をしっかりと行います。

教科によって差はありますが、数学・英語・国語は中3前半までに中3範囲の学習を完了します。

授業曜日は、3科(数・英・国)が月・木・土の週3回で、時間帯は月・木曜日が19:00~21:35、土曜日が17:00~19:35になります。

これに加えて3科の入試演習を、毎週金曜日の19:00~21:10に行います。この入試演習は、既習範囲の重要単元や難関項目の復習、および高校入試過去問を採り上げる、数学・英語・国語の総合授業です。上級生としての視点から問題をとらえ直し、得点力を身につけることを目標としています。様々な学校の入試過去問に取り組むことによって、現実感を伴って自分の位置づけを確認することができます。これによって、模試で生じがちな競争意識の上滑りを防ぎます。

また理科・社会を選択することができます。授業は毎週土曜日の14:40~16:50になります。詳細は下記の通りです。

月曜日

数学(難関)19:00~21:35

英語(受験)19:00~21:35

木曜日

英語(難関)19:00~21:35

数学(受験)19:00~21:35

金曜日

入試演習19:00~21:10

土曜日

社会14:40~15:40

理科15:50~16:50

国語17:00~19:35

中学作文・小論文

このクラスは、中学1~3年生を対象にした、作文・小論文の記述力養成を目指した講座です。「読者に響く文章」をモットーに、「てにをは」や文章構成の添削はもちろん、題材の集め方や切り口の見せ方などを幅広くご紹介しています。

作品一つ一つを生徒・講師ともに講評し、批評眼を身につけることによって自身の作品を磨けるようになります。

一週間分のニュースを独自編集した「一週間のニュース」を通じて、情報の拾い出し・題材としての利用法・批評眼の育成を図っています。

開講時期は、作文が前期、小論文が後期となっていますが、お申し出が特別にない場合には通年の受講となっております。

小論文や作文は一朝一夕に伸びるものではありませんので、お早目の受講をお願い致します。志望校に小論文・作文試験がない場合にも、新たに浮上してくる併願校に存在するケースがありますのでご注意ください。なお中3後期からの受講は原則的に募集を締め切っておりますのでご了承くださいませ。

授業は、毎週土曜日の19:55~21:35に行います(100分授業)。

土曜日

小論文19:55~21:35

添削例:作文

テーマ「親切」の作文を添削した例です。

生徒原文

三年前のある日のことだった。その日は雨がふっていた。よせばいいのにぼくは、マンションの庭で遊んでいた。その時だ。

「ツルッ。」

雨ですべって転んでしまった。あまりのいたさに、うずくまっていた。血もたくさんでていた。母は幼ち園に妹をむかえに行っていた。

事務所の人とタクシーを待っていると、その時、車で帰ってきた人がいた。すぐにその人が病院に連れていってくれた。六針の大ケガだった。母と連らくがとれるまでずっと待っていてくれた。母が来るとその人は、ホッとして帰って行った。

あの日のあの人の親切は、今も忘れない。

講師添削後

雨ですべって転んだ傷口を押さえ、痛さをこらえてうずくまっていた。おびただしい血は、雨のせいで濡れて多量に見えているだけなのか。こんなとき、母は妹を幼稚園に迎えに出て留守であることも思い出した。

目の前が急速に暗くなってゆく気さえしていたちょうどそのとき、うつむいていた床に長い影が見えた。欧米人だ。彼女はあたかも友人が事故に遭ったかのように、動転していた僕を落ち着かせて病院まで送り、母がやってくるまで付き添ってくれた。実際、それは六針も縫う怪我だった。

しばらく、近くで出会うたび挨拶していたが、ここ半年ほどは見かけない。あの眩しい笑顔は、僕の古傷となって今も右足に焼きついている。

見本:小論文

講師によるテーマ「エネルギー問題」の小論文の見本です。

講師による見本

南極にオゾンホールが発見されたことは、世界的な問題となった。それというのも、工業立国が少ない南半球ではフロンの放出量が少なく、主に北半球の国々が作った原因を南半球の人々が受け止めなければならない事態になったからである。しかしスプレー缶に利用されてきたフロンガスの使用をやめ、オゾンホールは狭くなってきているとの報告が相次いでいる。

さて、水力発電システムにおいては、日本は有数の技術を誇るが、下流域への被害が甚大である。世界第四位の面積を有したアラル海はダム建設により消滅の危機に瀕しており、中国でのダムの建設過多により下流域での生物の生態系や漁業への深刻な影響が報告されている。クリーン・エネルギーにも問題点は山積みなのだ。

ここで取り上げたいのは、オゾンホールのケースを、どうしてアラル海や中国での問題に応用できないのかということだ。ここには、国家のエゴが含まれている。フロンガス問題のときには先進国を中心とした企業努力が解決への糸口となったが、エネルギー問題においては 政治的・経済的に安定していない国家がエネルギーの確保を目指していることが多いからだ。衣食足りて礼節を知ることができるなら、フロン問題は解決できてもダム問題は難しいだろう。陸地が国家で分断されている以上、貧する者は生き延びるための手を講じる。エネルギー問題は富める者がどれだけ胡坐をかいているかを知る格好の材料なのである。

教材について

各科目で使用する教材は、下記の通りです。なおどの科目も、これ以外にオリジナルプリントを使用します。また、より効果的な指導を実現するために、学年・科目によっては、クラス毎に使用する教材を分けています。

数学

中1・2は「標準新演習」(共通)、「シリウス発展編」(難関)、「精選トレーニング」(受験)、中3は「シリウス発展編」と「レベルアップ演習」(難関)、「標準新演習」と「ウイニングフィニッシュ」(受験)をそれぞれ使用します。

英語

中1・2は「シリウス標準編」(共通)を、中3は「まとめと完成」(難関)、「精選トレーニング」(受験)をそれぞれ使用します。また「英単語トレーニング」を3年間使用します。

国語

難関クラスは授業でオリジナルプリントを中心に使い、毎回の宿題として「シリウス発展編」を使用します。受験クラスでは「シリウス発展編」を授業で使用します。

理科

「みるみるわかる 新・中学理科」を使用します。

社会

「ワーク」を使用します。

テストについて

テストは2種類あり、中1から中2前期は「育伸社テスト」を受験し、中2後期から中3は「育伸社テスト」または「アドバンス模試」を選択して受験します。

「育伸社テスト」は、日本の塾で全国的に採用されているテストで、定期テスト・公立入試・海外入試レベルの問題を中心に構成されています。日頃の学習到達度をチェックするのに適したレベルです。また中2後期以降は志望校判定も利用できるので、特に公立高校や中堅上位レベルの私立高校への合格可能性を把握できます。

これに対し「アドバンス模試」は、私立難関校入試を目指す生徒を対象とするテストで、問題レベルは育伸社テストよりも難しくなっています。そのため最初のうちは点数が低く出るものですが、復習することを通して難関校入試に対応できる学力が自然と身につきます。また日本の大手学習塾でも難関校を目指す生徒が多数受験しているので、入試本番に近い母集団の中で合格可能性を把握できます。

中1は年に5回、中2は年に6回、中3は年に8回実施します。育伸社テスト・アドバンス模試ともに、日曜日に実施します。また国語は毎週漢字テストを実施し、読解力と記述力を支える漢字の定着を図ります。

コース別の説明一覧

学年別の授業スケジュール一覧

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中学部

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