教育コラム 「先生、その教育もう古いです!」
【第18回】 アクティブラーニング合宿に行ってきました!
だがそのような学力を身につけるには、今までの授業スタイルでは限度があります。学校のように1クラスあたりの人数が多ければ発表する機会は少なくなり、主体的に動けず埋もれてしまう生徒が多くなります。それに対し学習塾は1クラスあたりの人数は少なくなりますが、テストで点数を取るために知識・技能を重視するので、ほとんどの塾では今までと同じ指導が行われています。今までの知識・技能が大前提として必要である以上、これは致し方のないことだと思われますが、このままでは生徒たちが「新しい学力」を身につけられる機会は限られてしまいます。
生徒たちはエビというテーマを通して、日本とタイの関係や、環境問題、フェアトレード等を総合的に学習しました。そして現地での体験学習・グループワーク・プレゼンテーション等、今までにない学習スタイルに対して生徒たちは意欲的に取り組み、問題意識と手応えを感じたようです。このような新しいチャレンジを、学習塾というカテゴリーを越えて、引き続き楽しく実践したいと思います。